医師(訪問診療)
「自宅で過ごしたい」をチーム医療で支える。これが坂の上の訪問診療の魅力。オンオフしっかりメリハリある勤務も可能!
医療法人社団心で訪問診療をなさっていますが、訪問診療に興味をもたれたきっかけ、理由はなんでしょう。
三輪
以前、急性期病院に勤務していた頃、訪問診療に携わる先生の講演会があり、実際の症例の話を聞いたことがきっかけです。末期がんの患者さんをご自宅で診療して、ご家族に喜ばれているという話に興味をもちました。それで頭に浮かんだのが、開院した当時の『坂の上ファミリークリニック』のことです。浜松に訪問診療をするクリニックができたとその頃勤めていた病院の医師たちが話していたのを思い出し、地元の浜松に戻って来たことを機会に訪問診療の道に進もうと決意しました。
牧野
私も以前は脳神経外科医として急性期病院の最前線で働いていました。訪問診療の仕事をしたことはなかったのですが、3年前に浜松に戻って来たことを契機に、これまでに経験したことのない新しいフィールドにチャレンジしようと思い立ったのがきっかけです。脳神経外科は他の科に比べると介護度の高いお年寄りの方を診る機会が多く、そういった意味では今までの臨床経験が生かせるのではないかと思いました。
医療法人社団心で働くやりがい、喜びはどこにありますか。併せて、医療法人社団心の良さ、魅力を教えてください。
牧野
キーワードは「チーム医療」だと思います。ドクター間はもちろん、コメディカルとの距離も近いので、ちょっとしたカンファレンスで、例えば、理学療法士さんとか、栄養士さん、検査技師さんたちに相談できるのは魅力です。大きな病院にいた頃はそういった方々に相談する機会がほとんどありませんでした。共通の目標をもって、みんなで一人ひとりの患者さんに対してアプローチするというのは、私は結構好きですね。
三輪
そうですね。牧野先生がおっしゃるように、急性期病院で働いていたときは医師、もしくは看護師さんから情報を得ることしかできなかったのですが、ここはリハビリの方からも、場合によっては事務の方からも情報をいただくことがあります。一人の患者さんに対して、いろいろな視点で見ることができるという、そういうところの良さがありますね。いい意味での垣根の低さというか、チームワークの良さというか。